NIKKO サジペン クローム 紙箱1グロス B213
NIKKO サジペン クローム 紙箱1グロス B213
東洋精鋼株式会社製 日光ペン
硬質クロームNO357
サジ(スプーン)ペン
2,100円(1箱1グロス)
送料185円(6箱まで) ご注文
JISマーク入り 定価400円{この定価は1960(昭和35)年ころ}
未開封箱をお届けします。レトロ感あふれる紙箱です。
東洋精鋼株式会社
東京都北多摩郡調布町上布田にあり、日光ブランドのペン先を製造していました。現在、日光ブランドは、タチカワピン製作所に引き継がれています。
昭和27年(1952年)東京文具卸商業協同組合40年史広告
日光ペンNO 357 のイラストと東洋精鋼株式会社の住所・電話番号が記載されています。
箱にはJISマークがついています。ペン先JIS(日本工業規格)制定後間もないころ(昭和35年ころ)に製造されたものです。
(ペン先JIS(日本工業規格)制定は昭和29年10月30日)
透明セロファン紙に包まれた状態の撮影です。
こちらは透明セロファン紙を取り除いての撮影です。
TOYO SEIKO KK NIKKO MADE IN JAPAN NO.357 と JISマークの刻印があります。
製造元の東洋精鋼株式会社は、昭和39年(1964年)に日光ペン株式会杜と社名変更していますが、ペン先に はTOYO SEIKO K.K. と刻まれています。
東洋精鋼株式会社(日光ペン株式会杜)
大正2年(1913)東洋精鋼合資会社を初代社長鈴木久次郎が東京都小石川区で創業しました。
1915(大正4年)門馬将直が社長に就任。「日光」の商標を登録、ペン先の販売を開始しました。当時、1グロス22銭5厘でした。
昭和39年(1964年)に日光ペンに社名変更されました。
その後、平成3年(1991年)に日光ペン株式会杜の日光ペン事業部は廃業となりNIKKOブランドはタチカワ製作所に引き継がれました。
◇日光ペン株式会杜のその後
・昭和63年(1988年) 日光ペン株式会社は「日光ビルディング株式会社」に社名変更
・平成6年(1994年) 日光ビルディング株式会社は「日光商事株式会社」と社名変更。
・平成15年(2003年) 8月20日、創業90周年を迎える。11月1日、ニビック株式会社に社名変更。
古い時代のペン先ですが、硬質クロームは錆に強く、耐久性に優れていますのでダメージは感じられません。
箱の中のしおりです。「万一本品に品質の異状または数量の不足がございました場合はグロス箱と本票とを弊社へ郵税先払をもって直接御返送御返送下さいませ」と記載されています。
郵税の時代
郵便料金は郵便税と言われていた時期がありました。
同じ種類で一定重量以内の郵便物なら全国どこでも均一の料金とする近代郵便制度が日本で始まるのは、「郵便の父」前島密の立案により、明治4年に東京-京都-大阪間で新式郵便が開かれた時まで遡ります。
しかし、このときはまだ郵便料金はただ「賃銭」と呼ばれ、旧来の飛脚なども参入しており、全国均一の料金ということは実現されていませんでした。
そこで明治6年に郵便規則が改正され、信書の重量を基準に遠近を問わず全国統一の逓送料金とすること、同時に郵便事業は政府の専掌とされました。この改正の際に、西洋にならって郵便税という名称が採用されたのでした。
詳しくは⇒国税庁ホームページ
郵政民営化の実現
2007年10月1日、日本郵政グループの発足式が執り行われました。
当時は福田康夫首相。郵政民営化を推し進めたのは小泉元首相でした。
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