肥後守(ひごのかみ)ナイフ
肥後守(ひごのかみ)ナイフ
肥後守(ひごのかみ)
兵庫県美嚢郡久留美(現在の三木市)で製造された簡易折りたたみ式のナイフです。私たちは子供のころは小刀(こがたな)と呼んでいました。
九州で人気があったことから「肥後守ナイフ」の名で販売されました。
肥後ナイフ/肥後兼貞 A84
600円(1本)売切れ
昭和の名刀・肥後の守 の小型のタイプです。
長さ7センチ(折りたたみ:鞘長)
ポケットに入れて持ち歩き、鉛筆を削ったり木の皮をむいて木刀を作ったりしました。昭和30年代の少年には欠かせない道具でした。
肥後守 宗近肥後ナイフ

千代田肥後ナイフ/肥後常正
450円(1本)
左:千代田肥後ナイフ 右:肥後常正
昭和の名刀・肥後の守
肥後守 (ひごのかみ)
明治26年頃、兵庫県美嚢郡久留美(現在の三木市)で初めてのナイフが製造されました。
その後、刃と柄を折りたためる 折りたたみナイフが 考案され九州で人気があったことから「肥後の守ナイフ」の名で販売されました。
肥後の国とは現在の熊本県です。
全盛期の昭和30年代には40件ほどあった鍛冶屋(製造業者)も現在では1件(永尾駒製作所※)のみになっているとのことです。
元々は三木市の三木洋刃製造業者組合の組合員だけが使用することの出来る登録商標でしたが、折りたたみ式ナイフの総称になっています。
※明治37年頃『肥後守』の名称を商標登録し四代目に渡り以後造り続けています。(永尾駒製作所のホームページより)
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