斧・鉈・ちょうな
斧・鉈・ちょうな
柄の長い鉈 A71a/b/c
海老鉈 片刃 A70a/b/c
各一丁2,900円売切れ
枝打ち、薪割り用の石付海老鉈です。先端の部分が突出していて、石の上などで薪を割った時に刃先が石に当たらずに済みます。
釿/手斧(ちょうな)両刃 保護袋付 A91
¥8,000.
銘が刻まれています 全長60cm 刃長10.2cm
釿/手斧(ちょうな)両刃 A90
¥6,800. 売切れ
銘が刻まれています 全長62cm 刃長10.5cm
釿/手斧(ちょうな)両刃 イ/ロ
ちょうなイ(左):¥6,800.←売切れ ちょうなロ(右):¥6,500.
釿/手斧 (ちょうな)G/H/I
左からG/H/I
G:¥4,500. H:¥5,100. I:¥4,300.
H/Iは売切れです。
ちょうなとは、「釿」または「手斧」と書きます。
材木を荒削りする大工道具です。
大木を刳り抜いて臼、捏ね鉢、丸木舟などを作る際にも用いられました。刃長(幅)は、二寸五分(7.5㎝)から三寸五分(10.5㎝)位。
柄は主としてエンジュでこしらえます。まっすぐな材を藤づるで縛って曲げ、乾燥させて、独特の曲線をつくります。
釿/手斧(ちょうな)は日本独特に発展した道具です。
近年、木造建築の減少、洋風建築の普及のため、大型の用材をふんだんに使うことがなくなり、
大工道具として釿の出番は少なくなってきています。
釿/手斧(ちょうな)のつかいかた
柄を振り下ろし、その打ちつける勢いを利用して柄の刃先で、木材の表面を削り出すのが、釿の一般的な使い方です。
釿(ちょうな)は、丸太から角材を削り出すような荒仕事の他、民家の小屋組の大きな梁に取り付く束部分、接合部の切欠きを大きくはつりとる仕事などにも使われていました。
また、釿を使うと、独特の波状の削り肌を残すことから、名栗面(なぐりめん)という表面の仕上げかたにも使われています。
今では、実用されることはほとんどありません。
江戸時代に建築された古民家を解体した際に出る古材の表面に浮かんだちょうなの削り痕が独特の意匠と見なされて珍重されています。
和風の飲食店などでは、ちょうな跡に似た模様を付けた木材を壁材として用い、民家のイメージを出す例があります。
私の亡き祖父は、車大工といわれる水車を作る職人でしたが、ちょうなを数種類保有していました。使わなくなりいつしか酒代に消えてしまいました。
鉈(なた)
鉈 B
B:¥3,100.
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