SPレコード

SPレコード

SPレコード 藤山一郎・霧島昇 A230

SPレコード 藤山一郎・霧島昇 A230 500円(1枚)
 流行歌:流行歌:藤山一郎『荒城の月』 ・霧島昇『白虎隊』

SPレコード 美空ひばり ひばりのマドロスさん A154

SPレコード 美空ひばり さよなら波止場 A154 500円(1枚)売切れ
 2曲収録されています ひばりのマドロスさん  さよなら波止場  
 

SPレコード(78 rpm disc)
電気を使用しない蓄音機により再生できます。
1948年頃にプラスチックを材料に溝を刻んだビニール盤LPレコード(LP record:long playing)が登場して以降、それ以前の蓄音機用レコードを “standard playing” と呼んで区別されています。
1950年代後半まで生産されその後はLPレコードに完全に移行しました。
コロムビアにより最後にSP盤が生産されたのは1962年です。

酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどの微粉末をシェラック(カイガラムシの分泌する天然樹脂)で固めた混合物が主原料です。
針圧が120g前後の鉄針のトレースに耐えられる硬度を持っていますが、
非常にもろく落下や衝撃に弱いです。
また、天然有機物を原料に含むためカビの発生を防ぐことが難しいです。スクラッチ・ノイズ(surface noise)があります。

 当館では多数のSPレコードを所蔵しています。これから順次掲載します。状態が良くありませんので、格安価格となります。ご希望の方はご遠慮なくお問合せください。

蓄音機
声の振動を物理的な溝の凹凸ないし左右への揺れとして記録したSPレコードから振動を取り出し拡大して再生します。

電気を使用しません。回転部(ターンテーブル)の動力としては巻き上げたぜんまいを使用し、針で拾った振動のエネルギーを直接利用して、音声信号を拡大します。

当館では、動かなくなった蓄音機を多数所蔵しています。修理ができる方などご希望の方はご連絡ください。状態が良くありませんので格安でお引き取りいただきます。


蓄音機は、1877年、かの発明王、トーマス・エジソンが生み出しました。
電気は用いません。直接、空気を震わせて音を出します。蓄音機は、いわば『楽器』のようなものです。
 蓄音機 手回し 蓄音機 手回し ゼンマイ式

音が出る仕組み
まず、レコードに刻まれた溝から、針が小さな振動を拾い上げ、サウンドボックスと呼ばれる部分で、音を再生します。
その仕組みはシンプルです。
  サウンドボックス サウンドボックス
そしてホーン(蓄音機部品 ラッパ型ホーン A19a/b/c)を通ることで音が拡大されます。


円形のサウンドボックス
ここから拾いあげられたレコードの振動がホーンで拡大されます。
円形のサウンドボックス''
蓄音機の心臓部です。
中に入っているのは、ダイアフラムと呼ばれる振動板です。
この丸い形に音を再生する秘密があります。

まず、レコードから拾いあげた振動を中心で受けます。
そして、そこから波紋のように広がる振動がダイアフラム全体に均等に伝わっていきます。
円形だからこそ、録音された音が正確に再生されるのです。

さらに、渦巻状に施された美しい模様は、ダイアフラムの中心から外側まで振動を効率的に伝えるために計算された形なのです。

サウンドボックスで再生された音を拡大する装置がラッパ型のホーンです。
蓄音機の顔です。ここにも独特な曲線美があります。

蓄音機部品 ラッパ型ホーン A19a/b/c

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