備前焼・小山厚子

備前焼・小山厚子

備前焼は、古墳時代の須恵器(すえき)の製法が次第に変化したもので、平安時代に熊山(岡山県備前市)のふもとで生活用器の碗・皿・盤や瓦など南大窯跡が生産されたのがその始まりといわれています。 鎌倉時代には、主に壷・甕・擂鉢が多く作られましたが、この頃から次第に現在の備前焼特有の赤褐色の焼肌のものが焼かれ始めました。 

備前焼は、「日本六古窯」の中で最も古い焼き物です。備前市の伊部地区が代表的な産地で、釉薬を使わず、絵付けもせずに高温で焼くのが特徴です。

備前焼・小川厚子徳利緋襷A357a/b/c

備前焼・小川厚子徳利緋襷A357a/b/c a:1,850円 b:1,800円 c:1,400円 
  箱はありません。単一電池は大きさの参考です。
緋襷(ひだすき)  鮮やかな赤色(緋色)の襷(たすき)をかけたような色合いであることから、緋襷といわれます。

豆知識 備前焼は釉薬を使わない
釉薬を一切使いません。「酸化焔焼成」によって堅く締められた赤みの強い味わいや、「窯変」によって生み出される一つとして同じものがない模様が特徴です。現在は茶器、酒器、皿などが多く生産されています。「使い込むほどに味が出る」と言われ、派手さはないが飽きがこないのが特色です。

備前焼の魅力である茶褐色の地肌は「田土(ひよせ)」と呼ばれるたんぼの底から掘り起こした土と、山土と黒土を混ぜ合わせた鉄分を多く含む土を焼くことによって現れます。

備前焼・小川厚子窯変徳利③ A351

備前焼・小川厚子窯変徳利③ A351  1,980円 
 高さ10.5 最大胴径7.5センチ 箱はありません

備前焼・小川厚子窯変徳利② A350

備前焼・小川厚子窯変徳利② A350  1,900円 
 高さ11.3 最大胴径7.5センチ 箱はありません

備前焼・小川厚子窯変徳利① A349

備前焼・小川厚子窯変徳利① A349  1,800円 売切れ
 高さ9.6 最大胴径6.6センチ 箱はありません

小山厚子は、備前焼の中で最も人気が高い女流作家の一人です。父の小山末廣氏に師事し、父譲りの素晴らしい景色に加え、女性ならではの柔らかく、時に歪んだ造形とが相俟って、他の作家には真似できない独自の作風を築き上げています。

日本六古窯(にほんろっこよう)
瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波、備前のやきものは「日本六古窯」と呼ばれます。縄文から続いた日本古来の技術を継承しています。
  2017年4月28日、日本六古窯が日本遺産に認定されました。


備前焼の多彩な景色(種類)
備前焼の多彩な景色(種類)

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