ニューム色のペン先
ニューム色のペン先
銀色で光沢がないアルミのような色と質感のペン先です。
「ニューム」とはアルミニュームの略ですが、ペン先の色がニューム色という意味です。素材はアルミではありません。ブリキ(鉄)でできています。
素材は鉄です。磁石に付きます。
錫(スズ)メッキされたブリキ製のペン先です。
表面のザラつきによってインクのぼた落ちを防ぎ、インク持ちが良いのが大きな特徴です。
NIKKOブランドは現在はタチカワが継承しています。
ライオンのニューム色ペン先「シルク」
上の写真のように、スズメッキは、年月が経つにつれて酸化し、くっついたり、黒く変色したりします。古いペン先は、新品のはずなのに、箱を開けるとぽつりぽつりと酸化の黒ずみがあったりします。
またスズメッキはキズがつきやすいです。感触もクロームペン先より柔らかいです。根強い愛好者がおられます。
現在販売されているニュームペン先はかぶらペンなどごくわずかとなっていますが、以前はGペン、スクールペン、日本字ペンなどの他の種類のペン先にも「ニューム色」メッキがありました。
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