ガラスペンの使い方
ガラスペンの使い方
Ⅰ ペン先を3分の一くらいインクに付け、真っ直ぐに引き上げます。
墨汁でも使えます。
インク瓶の淵でインクを落とそうとすると、
ペン先を破損する場合がありますので注意が必要です。
ペン先にインクをつけるときに、インク瓶の底に当てて
ペン先を破損させないようにインク瓶の底にスポンジなどを
引いて置くと良いです。
墨汁を使う時は、開明壺を使うと便利です。
開明壺は、ガラスペンについた墨汁を落とすためにつくられました。
◇正式名称:開明墨汁壺ペン洗器(ペン クリーナー)
Ⅱ ペン先についた余分なインクは、毛細管現象によりペン先に
吸い上がり、インクが乾燥しなければ葉書1枚程度の文字が
書けます。
強い筆圧をかけないでゆっくりと
ペンを少し寝かせ気味にして、流れるようにゆっくりと
時間を楽しむように書いてください。
インクがかすれてきたらペン先を回します
ペン先に溝がありインクをためる構造になっています。
ペン軸を持ち替える時にガラスペンを少し回して、
8本の溝のインクを均等に使うようにします。
*つけペンより多くの文字を書くことができます。
当館の取扱品は職人さんが手作りした古い時代のガラスペンです。形状、書き味、インクの落ち方など微妙な違いがあります。
Ⅲ 使い終わったら水でペン先のインクを落とします
ペン先のインクを落とすのを忘れた場合は、
次に使用するときにぬるま湯でインクを落としてから
使用します。
収納する時は、ペン先を保護しておきます。
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