ぜんまい式ハエ取り器「ハイトリック」B/C
ぜんまい式ハエ取り器「ハイトリック」B/C

⇐売切れ
B(左):¥8,500.
C(右):¥12,500.
約24×24×15cm (どちらもほぼ同じサイズです)
名古屋市の尾張時計(現在の尾張精機株式会社)製造。作動します。
YouTubuにアップした動画でご確認ください ⇒ ぜんまい式ハエ取り器「ハイトリック」C
ぜんまい式ハエ取り器「ハイトリック」
考案し売り出したのは、堀江松治郎。
蝿が動いている人の手に集まる習性があることにヒントを得て、古い掛け時計のぜんまいを利用して試作したそうです。
大正2年に特許権を取得し、大正8年2月に売り出しました。
昭和20年代までの人気商品だったそうですので長寿商品です。
使い方
四角な板に酒や酢・砂糖などを混ぜたものを塗ります。板はゼンマイの動きで回転していますので、においに誘われた蝿が止まっている間にゆっくりと箱の中に運ばれて行きます。
中は二重構造になっています。巻き込まれてきた蝿はいったん箱の下に入りますが逃げ出せない構造になっています。
箱から金網が張られた隣の収容箱(かご)に移る丸い穴があります。
蝿はこの穴からの光につられて隣の収容箱に移っていきます。
かごになっていて、収容箱は箱から取り外せます。
底板を外して火や水で蝿を殺します。
ハエは伝染病を運ぶ元凶と当時から言われていましたので人気を呼んだそうです。保健所の指導で、食堂を中心にこの機械が導入されたこともあったといいます
デザインも家具調でよかったため、家庭用発明品展覧会で有効賞、全国食料品共進会で一等賞と様々な展覧会で賞をもらいました。
海外へも輸出され、その商品名は「automatic fly trap」です。
パリ博覧会等にも出品され、国内よりも海外で有名だったようです。
実際に第一次世界大戦中にイギリス赤十字から注文があり、戦場でも使用されたといいます。
高価でしたので国内では、一般家庭よりは学校、病院、飲食店などで使用されることが多かったのです。
類似品もたくさん出回りました。
◇参考資料:愛知県博物館
ぜんまい式ハエ取り器「ハイトリック」B
赤丸の部分などに目立つキズがあります。
ガラス窓に花模様が描かれています。
NO.C30
ぜんまい式ハエ取り器「ハイトリック」C
売切れ
ガラス窓に花模様が描かれています。
なめらかな動きとは言えませんが動きます。
動画 「ハイトリック」C ⇒
ダウンロードに時間がかかります。スマホでご覧いただくのは難しいです。
NO.0058
ぜんまい式ハエ取り器「ハイトリック」
考案し売り出したのは、堀江松治郎。
蝿が動いている人の手に集まる習性があることにヒントを得て、古い掛け時計のぜんまいを利用して試作したそうです。
大正2年に特許権を取得し、大正8年2月に売り出しました。
昭和20年代までの人気商品だったそうですので長寿商品です。
使い方
四角な板に酒や酢・砂糖などを混ぜたものを塗ります。
板はゼンマイの動きで回転していますので、においに誘われた蝿が止まっている間にゆっくりと箱の中に運ばれて行きます。
中は二重構造になっています。巻き込まれてきた蝿はいったん箱の下に入りますが逃げ出せない構造になっています。
箱から金網が張られた隣の収容箱(かご)に移る丸い穴があります。
蝿はこの穴からの光につられて隣の収容箱に移っていきます。
かごになっていて、収容箱は箱から取り外せます。
底板を外して火や水で蝿を殺します。
ハエは伝染病を運ぶ元凶と当時から言われていましたので人気を呼んだそうです。保健所の指導で、食堂を中心にこの機械が導入されたこともあったといいます
デザインも家具調でよかったため、家庭用発明品展覧会で有効賞、全国食料品共進会で一等賞と様々な展覧会で賞をもらいました。
海外へも輸出され、その商品名は「automatic fly trap」です。
パリ博覧会等にも出品され、国内よりも海外で有名だったようです。
実際に第一次世界大戦中にイギリス赤十字から注文があり、戦場でも使用されたといいます。
高価でしたので国内では、一般家庭よりは学校、病院、飲食店などで使用されることが多かったのです。
類似品もたくさん出回りました。
◇参考資料:愛知県博物館
a:5811 t:1 y:1
onrokaAcab