謄写版用ヤスリの種類と用途
謄写版用ヤスリの種類と用途
謄写版はガリ版と呼ばれることが多いです。
ロウ紙と言われる紙(謄写版原紙)に鉄筆を押しつけ、絵や文字を書き版を作ります。この作業を”ガリを切る”といいます。紙の下にのせる板をガリ版用ヤスリとと呼びます。
ガリ版用やすりには規則的に細かな溝があります。
この溝の方向によっていくつかの種類があり、ヤスリの種類は大きく3つに分類されます。
『X(シャー)』 斜めの線
『方(ホウ)』 縦横の線
『宋(ソウ)』
『絵画用』 花の絵や幾何学模様
さらに溝同士の間隔の狭さによって×や方のあとにAやBがつきます。
例)XA VB 方C
謄写版ヤスリと原紙
通常のヤスリは、×A×Bなど2種類の表記がされていますが、これは、裏表で2種類使用できるという表示です。
用途に合わせて方BかXBのどちらかをひっくり返して使います。
⇒ プラスヤスリの種別 ⇒ 王冠ヤスリの種類 ⇒ シャチヤスリの種類
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