蓄音機サウンドボックス VICTOR A120
蓄音機サウンドボックス VICTOR A120
売切れ
2,200円
蓄音機の心臓部 サウンドボックス VICTOR ORTHOPHONIC
製造したVICTOR TALKINGMASHINE CO. (U.S.A.)は1900年代初期にTalking Machine(蓄音機)を製造しました。これは日本に輸入されたものの解体品です。
汚れ、キズ、サビ、塗装落ち、変色があります。
針に手を触れるとこの穴からボソボソと音が聞こえます。
VICTOR TALKINGMASHINE CO. U.S.A.
VICTOR ORTHOPHONIC
PATENTED JAN.11,1910. JUNE 7, 1921. OCT.11, 1921. PATなどと小さい文字で浮き彫りされています。
蓄音機は、1877年、かの発明王、トーマス・エジソンが生み出しました。
電気は用いません。直接、空気を震わせて音を出します。蓄音機は、いわば『楽器』のようなものです。
蓄音機 手回し ゼンマイ式
音が出る仕組み
まず、レコードに刻まれた溝から、針が小さな振動を拾い上げ、サウンドボックスと呼ばれる部分で、音を再生します。
その仕組みはシンプルです。
サウンドボックス
そしてホーン(蓄音機部品 ラッパ型ホーン A19a/b/c)を通ることで音が拡大されます。
円形のサウンドボックス
ここから拾いあげられたレコードの振動がホーンで拡大されます。
蓄音機の心臓部です。
中に入っているのは、ダイアフラムと呼ばれる振動板です。
この丸い形に音を再生する秘密があります。
まず、レコードから拾いあげた振動を中心で受けます。
そして、そこから波紋のように広がる振動がダイアフラム全体に均等に伝わっていきます。
円形だからこそ、録音された音が正確に再生されるのです。
さらに、渦巻状に施された美しい模様は、ダイアフラムの中心から外側まで振動を効率的に伝えるために計算された形なのです。
サウンドボックスで再生された音を拡大する装置がラッパ型のホーンです。
蓄音機の顔です。ここにも独特な曲線美があります。
蓄音機部品 ラッパ型ホーン A19a/b/c
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IMT 2FC4 191206