壹銭五厘のはがき5枚セット【明治・大正時代】

壹銭五厘のはがき5枚セット【明治・大正時代】

壱銭五厘のはがき5枚セット【明治・大正時代】1 ¥400. 5枚 送料込み
         普通郵便でお送りします。

郵便制度は明治6年4月1日から始まりました。

1873(明治6)年11月19日の大政官布告第389号で「郵便ハガキ紙并封嚢発行規則」が公布されて、同年12月1日、はじめて「郵便はがき」が発行されました。
当時のはがきの値段は、半銭及び一銭でした。

『壱銭五厘』の『郵便はがき』の時代は、明治32年4月1日から『大正12年4月1日』迄長年にわたりました。

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 黄ばみ・ヤケがあります。

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               大日本帝國郵便壹銭五厘のはがき

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壹銭五厘のはがきと召集令状
「そういえば私たちは、『きさまらの、代わりは一銭五厘で、いくらでも来る』と、幾度聞かされたであろうか。」
 城山三郎「指揮官たちの特攻-幸福は花びらのごとく 」

軍馬を扱うところでは「お馬さんは200円、兵隊は1銭5厘」などといわれ、人間より馬が大事にされたといいます。

「1銭5厘」のはがきで召集令状が届いたというのは間違いです。
兵隊の召集令状は、本籍地で役場の兵事係が配達しました。
東京に住んでいても本籍が栃木県なら、栃木県で召集されました。

役場から配達に出発する時刻を記録するほど厳重でした。兵事係は「おめでとうございます」と言って届けました。
受取人も第一に本人、本人が不在の場合は戸主などと順番が決められていて、兵事係は受け取った者の氏名捺印と時刻を記入した受け取りを持ち帰りました。

臨時召集令状は赤い色の紙に印刷されていたので「赤紙」が召集令状の代名詞になっていますが、臨時召集令状以外の召集令状もあり、白紙もありました。
赤色は陸軍と海軍では色が違い、陸軍でももっとうすい赤色でした。終わり頃はインク不足でさらに色が薄くなったといいます。

召集令状がハガキだったら、破り捨てて「届いていません」といっても証拠がありません。簡単には徴兵から逃れられないしくみをつくりあげていました。郵便局は召集令状を配達していません。

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