吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-1

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  昭和8年11月謄写版印刷 上中下全3冊
 幕末の思想家吉田松陰。倒幕論者で、明治維新で重要な働きをする若者に大きな影響を与えました。安政の大獄(安政6年:1859年)に連座し江戸伝馬町牢屋敷にて死罪執行されました。享年30歳(満29歳)『講孟箚記』は、安政2~3年、長州の牢獄で同囚への講義録です。

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-2 吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-3
 タテ23.5×ヨコ16 厚さ(3冊)3.7センチ

講孟箚記(こうもうさっき)
幕末の尊王思想家吉田松陰(1830~59)の『孟子』講義録。

吉田松陰が安政2~3年、長州の野山獄と杉家幽室で幽囚の身であった時、獄中内で囚人に対しての『孟子』の講義、および出獄後の郷里での講義を一冊にまとめたものです。
当初『講孟箚記』と名づけられましたが、のち松陰自ら『講孟余話』に改題され、さらにその語友人の意見により再び『箚記』に戻されました。

江戸から明治へと時代は進みますが、日本の教育水準の高さが感じ取れます。

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-4
 薄いヤケ、汚れがあります。書き込みはありません。

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-5

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-6

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-7
 「中」からの一節「宜(よろ)しく先(まづ)一事より一日より始むべし。」

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-8

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-9

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-10
 昭和18(1943)年、今から80年ほど前に長野市で発行されました。吉田松陰により原書が書かれてから90年後になります。謄写版原紙に鉄筆で1文字1文字丁寧に楷書で書かれています。

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-11

吉田松陰 『講孟箚記(こうもうさっき)』全3冊-12
 正誤表1枚

孟子(もうし)
紀元前372年 - 紀元前289年頃)の中国戦国時代の儒学者、思想家。
「子」は先生という意味で、尊称。儒教では孔子に次いで重要な人物とされ、儒教は別名「孔孟の教え」とも呼ばれます。

孟子の思想
人間は生まれながらにして善であるという性善説です。
孟子は人の性が善であることを説き、続けて仁・義・礼・智の徳を誰もが持っていると説きました。

孟母三遷
孟子は鄒国(現在の山東省済寧市鄒城市)の人で、その母が孟子を育てた時の話が有名です。
「最初は墓地の近くに住んでいたが、やがて孟子が葬式の真似事を始めたので母は家を移した。移った所は市場の近くで、やがて孟子が商人の真似事を始めたので母は再び家を移した。次に移った所は学問所の近くで、やがて孟子が学問を志すようになったので母はやっと安心した。」
子供の育成に対する環境の影響に関して良く引き合いに出されます。環境が人を育てます。

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