コジマガラスペン ペン先両用 簿記細字用 B381

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　両端(両頭)がガラスペンになっています。差し替えて使います。経済的な硝子ペンです。取り外ししにくい場合は水につけておくと竹軸が緩み取りはずせます。

　このコジマ両頭ガラスペンの正式名称は「両用鍔」(りょうようつば)です。

　
　簿記細字用　コジマノペン　KOJIMA`S PEN
　　インキ壺ヘ必ズ脱脂綿ヲ入レテ御使用下サイ
　と箱のラベルに記載されています。ペン先の軸のラベルにも同様の記載があります。

　
　写真左の赤丸が日本刀の鍔(つば)と呼ばれます。
　写真右の赤丸がコジマガラスペン両用鍔の鍔(つば)の部分です。

　この時代の硝子ペンは手作りです。形状やサイズにバラツキがあります。

　毛細管現象によりインクを吸い上げインク持ちをよくさせる８本の溝が付けられています。

　

このガラスペンは昭和20年代(1945年～)に造られた古いものです。

　同じ時代のインク⇒パイロットインキ ブルーブラック30CC B52