「苦役列車」 西村賢太 文春と単行本 C007
「苦役列車」 西村賢太 文春と単行本 C007
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[雑誌]文藝春秋 2011年3月号 第144回芥川賞発表
[単行本]苦役列車 2011年2月25日六刷 新潮社
破滅型の私小説で知られる芥川賞作家の西村賢太(にしむら・けんた)さんが2月5日東京都内の病院で死去しました。54歳。4日夜、タクシー乗車中に意識を失い病院に搬送されていました。
中学卒業後、アルバイトで生計を立てながら小説を執筆。同人誌に発表した作品が2004年に文芸誌「文学界」に転載され、07年に「暗渠の宿」で野間文芸新人賞、11年に「苦役列車」で芥川賞を受けました。受賞決定後の記者会見での型破りな発言が注目され、同作はベストセラーに。映画化もされました。
・[第144回芥川賞] 決定発表と選評
「苦役列車」 西村賢太 「きことわ」 朝吹真理子
[雑誌]文藝春秋 2011年3月号 第144回芥川賞発表
友もなく、女もなく、一杯のコップ酒を心の慰めに、その日暮らしの港湾労働で生計を立てている十九歳の貫多。或る日彼の生活に変化が訪れたが……。こんな生活とも云えぬような生活は、一体いつまで続くのであろうか――。青春に渦巻く孤独と窮乏、労働と痛飲、そして怨嗟と因業(いんごう)を渾身の筆で描き尽くす、平成の私小説家の新境地。
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[単行本]苦役列車 2011年2月25日六刷 新潮社
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