蛇腹カメラ ミノルタWelmy-Six/六桜社Apus
蛇腹カメラ ミノルタWelmy-Six/六桜社Apus
皮ケース付
左:ミノルタWelmy-Six 3,500円 右:六桜社Apus 3,000円
(ジャンク品)ディスプレーや部屋飾りに
キズ、サビ、汚れがあります。撮影は無理だと思います。部品の欠品がある可能性もあります。カメラには詳しくありませんので説明も不十分です。ご了承ください。
アナログの時代のカメラですが、その構造、メカニズムには感心させられます。
カメラの歴史は古いです。乾板に代わるロールフイルムが開発されると蛇腹式の手持ちカメラがつくられました。撮影時以外は蛇腹を閉じてレンズ部を収納するようになっています。
この2台の蛇腹式カメラは、100年ほど前に作られました。
ミノルタの方が新しいです。
そして、製造メーカーのミノルタと六桜社は合併し今は一つの会社、コニカミノルタホールディングス株式会社となっています。
蛇腹カメラ ミノルタ Welmy-Six
皮ケースの紐が切れています。Minolta Six と読めます。
赤丸が付いているボタンを押すとストッパーが外れて蛇腹を取り出すことができます。
シャッターボタン(黄色の丸)を押すとレバー(黄色矢印)に連動していて、シャッター(赤矢印)を開きます。
レンズには、WELMY TAISEI KOKI CO LTD などの刻印があります
蛇腹カメラ 六桜社Apus ⇐売切れ
売切れ
桜のマークが刻印されています。
蛇腹を取り出すには、赤丸のボタンを押します。ストッパーが外れますので、黄色のレバーを立ち上げて引き出します。
ファインダーを立ち上げた状態です。赤丸のボタンをスライドさせると立ち上がります。
上の黄色丸がシャッターボタンです。シャッターボタンを押すと下の黄色丸のレバーと連動していて左上のシャッターが開きます。
黄色と赤のフィルターレンズ2枚が皮ケースに納められています。下の写真はカメラに取り付けて撮影したものです。
皮ケースには、ZEISS IKON と刻印されています。
ZEISS IKON (ツァイス・イコン)は1926年にドイツで創設されたカメラメーカーです。使われている理由は分かりません。
六桜社
1902年(明治35年)、小西屋六兵衛店が、東京淀橋(現在の西新宿)に工場「六桜社」を作り、乾板、印画紙の製造を開始したと記録にあります。
この小西屋六兵衛店は、1921年(大正10年)に、合資会社小西六本店
となります。後の小西六写真工業株式会社(後のコニカ)の前身です。
2003年(平成15年)8月5日 、 コニカ株式会社が、ミノルタ株式会社を完全子会社化し、コニカ株式会社はコニカミノルタホールディングス株式会社となりました。
a:2916 t:1 y:0
NO.0051 A-16 180113