益子七釉詳細

益子七釉詳細

柿、並白、糠白、黒、泥並、飴、灰釉の七つを益子七釉といいます。
いずれも益子の伝統釉として、昔から使われてきました。

  釉薬(ゆうやく=うわぐすり)
 
益子のルーツは言うまでも無く民窯です。
他の民窯同様、半陶半農の生活の中から生まれましたので、籾灰や土灰をよく使い、そこに土や鉄分を混入して様々な釉薬を生み出しまし。

柿釉(かきゆう)

益子焼の最も益子らしい釉薬は柿釉(かきゆう)です。
柿釉の原料は益子町内で産出される「芦沼石」です。
他の原料を一切混ぜることなく、100%「芦沼石」で使用します。
昔、水甕や漬物を漬けたりするのに使っていた茶色い甕で、だいたい肩のあたりから黒い釉が流してあるものです。

並白(なみじろ)

いわゆる透明釉ですが、益子の場合は、寺山白土、大谷津砂など、栃木県産出の原料を利用して作られています。
しかし、現在は寺山白土は産出できなくなり代替原料をによって作られているそうです。

この柿釉(かきゆう)と並白(なみじろ)の二つの釉から様々な釉薬を作ります。

糠白釉(ぬかじろゆう)

籾灰と土灰に並白を合わせて得られる白い釉です。
藁灰を利用する産地も多いようですが、益子では、籾灰が主で、極少量藁灰を混ぜる程度です。
糠白は窯変しやすく、窯の中の置く場所によって、様々な表情を出します。

黒釉

芦沼石(柿釉)に並白を合わせて作ります。
黒い釉薬の上で柿釉をきれいに発色させるには、この芦沼石合わせの黒釉でなくてはきれいに発色しないそうです。
益子黒と呼ばれるこの釉は、釉が薄く掛かったところで茶色く発色します。

泥並釉

並白に土を混ぜて作ります。合わせる土やその土の量などによってきれいな梅花皮が現れたり、独特の表情を生む釉薬です

灰釉(かいゆう)

草木の灰類を媒溶剤とした釉 (うわぐすり) です。
草木の種類によって各種の灰釉が得られます。

飴釉(あめゆう)

透明釉の並白(なみじろ)に鉄またはマンガンを加えます。焼き上がりは飴色になります。

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