実るほど頭を垂れる稲穂かな
実るほど頭を垂れる稲穂かな
みのるほどこうべをたれるいなほかな
稲の穂は実るほどに穂先が低く垂れ下がります。
パナソニック(旧松下電器産業株式会社)の創業者松下幸之助氏を始め、世の素晴らしい経営者、人たちに共通することは、「謙虚さ」ではないでしょうか。
人生観、経営哲学から、熱意、人徳、優しさなど、すべてが謙虚な姿勢から滲み出ているのではないかと思います。
松下氏はお金がない、学問がない、病気がちであったという、幼少期からのないないづくしの人生経験の中から謙虚さが身に付いたと考えられます。
「謙虚さ」を身に付けるためにはどうすればよいのでしょうか。
自らを足りないもの、至らないものと思い、慢心しないで謙虚な姿勢になるよう自らを仕向けるしかないと思います。実るほど頭を垂れる稲穂のように。小人物ほど尊大に振る舞います。
a:2540 t:1 y:0