ナショナルインキ ブルーブラック58cc B117
ナショナルインキ ブルーブラック58cc B117
1個1,180円
高さ約7.1㎝
幅約5.6㎝
ナショナルインキ 万年筆用 ブルーブラック58cc 2.04オンス
昭和20年代 製造元:みや古染本舗 桂屋商店
箱の中に入っていた店頭展示用のカードに、”万年筆用 ナショナルインキ ¥50. 58c.c. 2.04オンス”と記載されています。58cc 50円の時代は昭和20年代後半でした。
インキの沈殿はありません。
インキは使用できます。この時代のインキには防腐剤が入っています。昔のインキのあの独特の臭いは防腐剤の臭いです。
販売元:ナショナルインキK.K. 月と星のTRADE MARK
製造元:みや古染本舗 桂屋商店
紙箱に、"少しの沈殿も生じないことが特質です"と書かれています。
Ntional INK Blue Black KATSUTAYA CO., LTD. TOKYO JAPAN
右:ナショナルインキ ブルーブラック30cc B116(売切れ)
左:ナショナルインキ ブルーブラック58cc B117
製造元:みや古染本舗 桂屋商店
1890年(明治23年)、東京の日本橋にて誰もが染められる染料の提供を目指して創業されました。現在の桂屋ファイングッズ株式会社です。
創業者である青山力之助は1872年(明治5年)に、かつての山形藩江戸詰め家老の家に生まれました。しかし侍の時代は既に終わり、彼は12歳の時に染料商家の家に奉公に出たのです。それから彼は染料を学び、誰よりも懸命に働き染料の改善に励みました。その甲斐あって、彼は奉公先の商家の一番弟子として認められ、日本橋で独立を果たしたのです。
1896年(明治29年)、力之助は家庭用染料”みやこ染”の販売を開始しました。品質に妥協せず、最高の染料を追求し、価格も極力安くすることで、少しでも多くのお客様により良い染料を提供することに努めました。
1915年、力之助が44歳で逝去すると、息子の青山為太郎が後を継ぎ、1922年(大正11年)には桂屋商店として法人としての設立登記を果たしました。
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